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執筆活動/出版物

Writing / Publication

2008年〜

ブログから始まった様々な活動

2008年、ブログ「ラッパの吹き方」の更新を始めました。

当時はMixiが人気で、個人の間でもインターネットは徐々に普及してきたけれど、いったいどう使うのが正解なのかよくわからず、ブログもみんなやってるからとなんとなく登録し、単なる個人日記として公開している方がほとんどだったように感じます。

 

その中で惜しげもなくトランペットに関する知識を毎週公開し続け、やれ「お金を払って教えるものをブログなんかで公開しちゃってもったいない」やら「音楽家がインターネットなんて使う必要ない」などといろいろ叩かれましたが、まるで無視して今日に至ります。

当時はまだこんな活動している人、ほとんどいませんでしたからね。特に音楽家はインターネットに対して反応が鈍かったし、今でもものすごく鈍い。毛嫌いしている人さえいます。

「ラッパの吹き方」ブログは、当初から『絶対将来いろんなところで繋がっていくはずだ』という確信を持って公開していました。

 

毎週毎週様々な角度でトランペットのことや音楽に対する持論を書き続け、大量のデータがここにストックしてあるとわかれば、今とても欲しいと思っていた話題がこのブログで調べたら必ず出てくる。これはとても素敵なことだと思っていました。自分が中高生のときに欲しかったもの、そのものなんです。

公開から数年後、確信は現実となり、ありがたいことにブログをきっかけに日本各地からレッスンや講習会に来てくださる方がたくさんいらっしゃるようになり、書籍出版の声をかけていただき、自費出版した教則本は発売から1年以上経ってもAmazonカテゴリで上位に位置しています。これは継続してブログを書き続けてきた結果に他なりません。

「ラッパの吹き方」ブログは2018年4月でスタートから10年目を迎えます。この節目にブログサーバを変えて、また1から書き直しを始めます。詳しくは「ラッパの吹き方」ページをご覧ください。新旧ブログのリンクもございます。

ブログで公開した記事は、更新と同時にTwitter、Facebookにて情報を公開し、Twitterではbotとして過去に公開した記事の紹介、記事のポイントとなる一節を紹介しており、Facebookでは様々な情報を配信しています。

2014年

​「まるごとトランペットの本」出版

コツコツ書き続けてきた2013年、「ラッパの吹き方」ブログを見つけてくださった青弓社さんから「まるごとトランペット本」オファーをいただき、2014年出版しました。第二刷出来。出版部数2,000部超。

[目次]

はじめに
各部の名称
第1章 トランペットを知ろう
 1 トランペットの歴史
 2 トランペットの種類
 3 マウスピース
 4 トランペットの選び方
 5 トランペットのメンテナンスと修理
 6 ミュート――弱音器ではなく変音器

第2章 トランペットを吹いてみよう
 1 姿勢について
 2 トランペットの持ち方、構え方――持ち方一つで演奏が変わる
 3 呼吸について
 4 音が出る仕組み
 5 唇とアンブシュア

第3章 トランペットの上達のために
 1 ウオームアップ
 2 効率的な練習をするために――バテにくい吹き方とは
 3 トランペットの基本的な音色とは――音のツボを見つければ、もうチューナーは必要ない?!
 4 音域を広げよう――もうハイノートは怖くない
 5 音楽をイメージする、ということ――奏法から音楽は生まれない
 6 演奏のトラブルシューティング――調子が悪いときには
 7 トランペットを習う
 8 練習について考える――料理人とプレイヤー

第4章 楽譜を読む、ということ

トランペット運指表
おわりに

トランペットの歴史や種類、選び方、メンテナンス、吹くときの姿勢といった基礎知識から、プロ奏者ならではのウォームアップや練習方法、イメージの作り方、演奏のトラブルシューティング、楽譜の読み方までを多数の写真や楽譜を交えて大紹介!

荻原明 著

四六版 208ページ 並製

定価:1,600円+税

ISBN978-4-7872-7359-8 C0073

出版:青弓社

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トランペットフェスティバルにてサイン本を出させていただきました。

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撮影協力をしてくださった新宿ドルチェ楽器さんにて

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プレスト音楽教室に並ぶ「まるごとトランペットの本」

2016年

​「トランペットウォームアップ本」出版

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トランペット限定の教則本としては販売部数1000部のベストセラー!

*2019年6月30日現在

以前よりコンディションの安定にはウォームアップが不可欠と自覚し、いくつかの既成の教則本をもとにオリジナルの流れで実践していたそれを多くの方へ届けたく、2016年に自費出版しました。

この本はAmazonでのみ購入可能なのですが、注文があるたびに印刷製本を行うオンデマンド出版のため、在庫切れの心配がなく、いつでもご購入いただけます。

ぜひ部活のパートや一緒に演奏されているトランペットの皆さん全員で使ってください!

ウォームアップーーしたほうがいいのだろうけれど、漠然としていて何をどうすれば…?

 

こんな方、多くありませんか?

 

「トランペット ウォームアップ本」は単なる楽譜ではなく、なぜウォームアップをする必要があるのか、具体的に何をすべきかを6つのステップに分けてしっかりと解説してい ます。レベルに合わせた楽譜も掲載しているので、初心者からベテランの方まで無理なく進めることができます。

また、各ステップの間にはコラムやチェックポイントなどの読み物も充実し、多くのイラストとともに舌の正しい使い方や正しい呼吸についても解説。

 

この「ウォームアップ本」であなたはもっとトランペットが好きになるでしょう!

 

ウォームアップはこの一冊で完璧!

 

【初心者の方には基礎練習の教本として!】

マウスピースのセッティングや音の出し方など基礎中の基礎の解説もしっかり書かれているので、トランペットをはじめたばかりの方には、基礎練習の本としてもご利用いただけます。

 

サイズ:B5伴 62ページ

価格:2,000円(税別)

ISBN 978-4-86543-558-0

6ページ-01
14ページ-01
45ページ-01

Amazonカスタマーレビュー ★★★★★

Amazonのお客様様

2016.04.13

★★★★★ 最初にこの本に出会えてたらよかったなぁ

私はトランペットをはじめてもうすぐ1年です。
何冊か入門書などを読んでますが、この本が一番わかりやすいと感じました。
ウォームアップとあり、載っている譜面は入門書にもよくありそうなものですが、
この本のいいところは、なぜそれをするのか、どこに気をつけるといいのか、も丁寧に説明されていることです。
コラムにもいい音をつくるために役に立つことが書いてありますし、これからトランペットをはじめる方におすすめです。

オリオン様

2016.04.28

★★★★★ この本と出会えて良かった!

荻原氏の「ラッパの吹き方」と合わせて熟読し、ウォームアップにも利用することで、コンディションがかなり安定してきました。奏法について随分長い間迷い、悩んできましたが、荻原氏のこの本が今の私のコンパスになっています。

安パパ様

2016.06.12

★★★★★ わかりやすい

マウスピースの当て方から図解入りでわかりやすいです。
初心者におすすめです。

Engineer

2017.04.19

★★★★★ レッスンを受けて

実際この本で萩原先生の講習会を受けました。するとみるみる高音が出やすくなるではないですか?
本だけではわかりづらいので、実際講習会を受けることをお勧めします。

​(※原文のまま掲載)

Amazonカスタマー様

2017.05.05

★★★★☆ トランペット初心者です。

トランペットしょしんやのため勉強用に購入しました。大変面白く役に立ちます

(※原文のまま掲載)

原田

2018.06.01

★★★★★ 音のツボについて

とてもためになりました。なかでも印象的だったのが、音がツボに当たれば多くのことが解決するという文章でした。思い返せば、無理して出している時にはツボの事をすっかり忘れて吹いてしまい、うまく出ないからまた頑張って力むからさらに出なくなる、という悪循環から少し抜け出すヒントをもらった気がします。ツボを感じながら吹く事の大切さを教えてもらいました。

2017年〜

“note”にて「ハイノート本」原稿公開開始

購読してくださるみなさんが編集者です

以前より、次回出版する教則本のテーマは「ハイノート」と決めていました。実は出版に向けてあれこれ動き出していたのですが、ウォームアップ本のように、いきなり出版!をやめて、今回はまずネット上で原稿を順次公開していく形をとろう、と決めました。

その理由はいくつかありますが、ひとつに「資金調達」があります。仮に「ウォームアップ本」と同じ経路で出版をするならば出版経費は大してかからないのですが、デザインやイラストなどには費用は大きくかかります。そこで、毎回の記事を有料化し、その売り上げを出版するための資金の一部に充てさせていただくことにしました。

公開する場は"note"というサービで、1記事につき200円を基本にさせていただきます。購入してくださると記事を読むことができる仕組みです。

 

単に記事を有料化するのでは申し訳ないですし、あまり意味がないので、記事ごとに設けてあるコメント欄(購入者のみ利用、閲覧が可能)を活用することにしました。

このコメント欄にはご意見やご指摘、書いてある内容についてもっと詳しく教えてほしい、意味がわからない、実践したけどこれでいいのか確認したいなど自由に書き込んでいただきます。それらについて僕は100%の返信を保証致します。

コメント欄は購入者どうしのコミニュティとして使用してくださっても構いません。

そうしてみなさんとひとつの作品を築き上げ、クオリティを高めた原稿を"note"公開完了後に出版する流れを現在想定しております。

 

これは、いわば購読してくださるみなさんが編集者なのです。

これらに関して詳しくは『"note"ラッパの吹き方Ver.2.0「ハイノート本」原稿公開』ページをご覧ください

 

ぜひご協力くださいます様、お願い致します。

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